肩甲骨はがしが女性でも体が小さくても簡単にしっかり出来る方法
公開日:
:
スクール セミナー, 健康コラム, 施術者向け 肩甲骨剝がし 指圧 肩こり ほぐし
肩甲骨はがしは力作業ではない
前回、肩甲骨内縁以外に本当に剥がさなければならない場所をお伝えしました。
今回は体が小さい施術者、力がない施術者でもしっかり肩甲骨剥がしが出来る方法をお伝えします。
多くの施術者が力任せに肩甲骨を剥がしています。しかし、腕っぷしの力で剥がしても本来剥がれる所まで剥がれません。しかも逆に痛くて受けている方が力が入ってしまいます。そして自分の体も壊してしまいます。
しかし、僕が常々言っている物理学に即した方法で且つ、腕や足腰の力を抜いた正しい体の使い方で肩甲骨剥がしをすれば対格差に関係なく剥がす事が出来ます。
コツは「テコの原理」
動画で実際の動作は見て頂きたいのですが、力を使わずに肩甲骨剥がしをするコツは「テコの原理」を使う事です。
テコの原理とは最小の力で最大の力を発揮する運動の事です。
テコの原理でポイントとなるのは
「支点」をしっかり保つという事です。
支点とは軸なのですが、軸がしっかりしていなければ力が伝わらないため、この支点をしっかりと保つことが大事になります。
今回の肩甲骨剝がしで言えば、施術者の脚を患者様の体に当てて上体が動かないようにする事です。
普段力任せに施術をしている人にとってはピンとこないと思います。だから最初は難しいと思います。力が入ると全然上手くいかないからです。
しかし、そういう方は根本的に頭の中の思考を変えていってほしいと思います。力を使わないで施術した時の相手に伝わる力強い感覚を知ってほしいです。そしてその力で施術してほしいです。
では日々肩甲骨剝がしに苦慮している方以外もぜひご覧ください。
この記事を見ている肩や首のコリが改善しなくて悩んでいる方は下記の治療の予約のアカウントもしくはお問い合わせからご連絡ください。
↓治療の予約&問い合わせ専用LINEアカウント
↓メールでのご予約やお問い合わせ
根深いコリや根深い痛みを改善する力を学びたい方は下記のセミナーやスクールに参加してみてください
下記のセミナーやスクールのスケジュール案内や問い合わせはLINEのメルマガ登録すると簡単です
↓お客様に信頼される施術者になるための施術者向け セミナー、スクール予約&問い合わせ専用LINEアカウント
コリトリスクール
「リピートしてもらえない」「あなたにしか体を任せられないと言われる施術者になりたい」コリトリスクールはそんなあなたに徹底的に付き合う生徒ファーストのスクールです。
【学べる事】
- 物理学を使った本当に正しい体の使い方
施術の基本は腕や手の力を使いません。「体重圧」を利用した体全体を使って施術をします。そのためには足腰も脱力した状態で行います。この基本が出来ると簡単に深くまでほぐせます。 これは自然界に存在する物理学の「力の法則」と「てこの原理」を利用して行う事を意味します。つまり施術とは物理学という自然界の力の法則に従った方法で行う事が最も正しく効果が発揮されるのです。
しかし今の指導者はこの物理学の法則に反した事ばかりを指導しています。いくつか例を出すならば、体重圧は足で立って押してはいけないのです。また肘を曲げて押したり逆に脇を締めて腕を真っすぐにして押してはいけないのです。しかし足でしっかり立って押しなさいとか体重を乗せる時に肘を曲げながら押しなさいと教えている指導者に心当たりがあるのではないでしょうか?他にも沢山物理学に反した事を今の指導者は教えています。
ここでは物理学に基づいた本当に正しい体の使い方を教えます。これによりどんなに根深いコリや痛みでもほぐせます。そして施術者自身の体への負担も少ないので体を壊さずに施術が出来ます。 - 根深いコリや痛みを改善するテクニック
当院は根深くどこに行っても改善しなかったコリや痛み、何十年と抱えたコリや痛みの改善を得意としてます。
そのコツはアプローチする場所にあります。宮近がアプローチするのは
・筋肉や筋膜が骨に付着する所
・深層筋膜の癒着
・スムーズに動かない関節
これらの場所になります。この宮近独特のアプローチ方法を教えます。 - 細部まで理解できる繊細な触診力
施術効果の差で決定的な力は<触診力の差>です。原因個所を見つけるのは理論だけではありません。細部まで感じ取れる繊細な触診力です。しかしこの触診力を鍛えるスクールはありません。なぜならば講師業の人で教えられる人がいないからです。このスクールでは他では教えてくれない繊細な触診力を教えます。 - 考える力
コリや痛みを改善するためには一人一人に適した施術を施せる事が大事です。そのためには今から施術する人の体を知ってそこから施術方針を決める事が大事です。決して覚えたテクニックや理論を考えもなく施してはダメです。 そのためには「考える力」が必要です。 スクールではいつも生徒に考えさせます。そうする事で理論やテクニックを本当の意味で使いこなせる施術者になれます。
授業数は72カリキュラムで4名の少数精鋭なので徹底的に手取り足取り指導していきます。
コリトリスクールの生徒は随時募集していますので、詳細はこちらをクリックしてください↓
https://shin-wellness.com/school/
根深いコリや痛み、長年抱えたコリや痛みを改善できるセミナー
【学べる事】
- 物理学を使った正しい体の使い方の基本
- 細部まで理解できる繊細な触診力
- 根深いコリや痛みを改善するテクニック
スクールで教えているこの3つを教えます。
初めての方はこちら↓
8月24日(水) 10時~13時
8月28日(日) 10時~13時
9月25日(日) 10時~13時
9月28日(水) 10時~13時
2回目以降の方はこちら↓
【テーマ:腰部・下肢】
9月18日(日) 10時~13時
9月21日(水) 10時~13時
【テーマ:首・肩・背中】
8月21日(日) 10時~13時
8月31日(水) 10時~13時
セミナーのお申し込みはこちら↓
米国での解剖実習を活かした「骨を動かす」「骨から剥がす」頭蓋骨へのアプローチ
セミナーと5回のマスターコースを行います。
セミナーとマスターコース(カリキュラム5回)があります。
セミナーはどの様なアプローチかを体感してもらうセミナーです。こちらを受講して本格的に学びたいと思った方は合計5回のマスターコースで学んでください。このセミナーに参加された方はマスターコースの割引があります。
<セミナー開催日>
9月4日(日) 10時~13時
9月7日(水) 10時~13時
セミナーのお申し込みはメールにてお問い合わせください↓
・頭蓋骨アプローチ マスターコース
マスターコースは5回です。この5回でアプローチする場所やアプローチのコツを学んでもらいます。
宮近の考えや症例を掲載した小冊子
根深いコリや痛み、長年患っているコリや痛みの考え方や改善方法、また宮近が治療を手掛けてきた症例をまとめた小冊子をご覧になりたい方
関連記事
-
首の付け根や背中のコリは「大椎」に原因多し
背中の張りやコリは色々原因がありますが、改善があまり見られない場合はここがポイントかもしれません。
-
坐骨神経痛で座れない 80代男性
症状 一年くらい前から右坐骨から下肢外側にかけてのシビレ感が出る ここ3カ月くらい前より
-
疲れが取れない身体には半腱半膜様筋の裏側や脛骨内側の骨をアプローチ
この時期、夏バテも踏まえて疲れが取れないと訴える患者さんが多いと思います。 そんな症状に効果的
-
アキレス腱と踵の痛みで底屈が出来ない ~関節の動きを診る~
症状 踵のアキレス腱が付着する部分が痛い 病歴 2週間前にサー
新着記事
-
【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演
実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因個所を解説します。そしてアプロ
-
マッサージでほぐれないコリの正体と新しいほぐし方の理論3つ
この記事ではマッサージの様な筋肉を揉んだり押してもほぐれないコリや痛み、または何十年と付き合ってい
-
【動画有】仰向けで癒着を潰せばガチガチの肩上部(肩井)の肩こりはほぐれます
鉄の様に固まった肩上部の肩こりは筋肉を揉むのではなく仰向けで筋膜や頚椎の癒着を潰せばほぐれます
-
【ギックリ腰治療動画】寝返りや靴を履く事が出来ない腰痛を3Dストレッチで解消
酷い腰痛やギックリ腰の原因の多くは関節の連動性の欠如です。今回はその関節の連動性を戻す治療で痛みが
-
【動画有】後頭下筋群をほぐすには骨と筋膜の癒着を指圧で狙え
頭の付け根のコリをほぐすにはうつ伏せよりも仰向けです。また、反対の目の方向に押す等圧の方向を決めて