もみほぐしの誤解 リラクゼーションは気持ち良いだけではダメ
公開日:
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最終更新日:2022/01/26
スクール セミナー, 施術者向け リラクセーション もみほぐし 指圧 マッサージ
リピートのない店や施術者はこれが足りない
気持ちイイだけのリラクゼーションはもう通用しない
リラクゼーション店は気持ち良くしないといけないと思っている人。それは間違いではないですが、お客様には喜んでもらえません。そしてリピートや指名客で溢れる施術者になれません。
つまり、もみほぐしやリラクゼーションの施術は気持ちイイだけではもう通用しないという事です。
続きは下記の動画をクリックしてご覧ください↓
動画のダイジェスト
なぜかと言うとリラクゼーション店に来るお客様でもほとんどの人が肩こりを取ってほしいと思っているからです。もしかすると頭痛とか首の痛みとかの痛みまで取ってほしいと思っている人もいます。皆さんもお客様からこの様な要求をされたことはあるんじゃないでしょうか?
今は手技療法と言われる様な施術をする店舗は沢山あります。ですから今の時代そういうレベルまで求められているのです。だから必要に応じて整体や治療の様な技術、知識が必要なのです。そして多少の痛い施術とかも必要な時があるのです。
しかし、そうは言っても「リラクゼーション店はリラクゼーションをする所だよ」と思う人がいるでしょう。でもそれは単に施術者側の理論なだけなのです。
例えばですが、皆さんが飲食店に行く時、「南イタリア料理」とか「○○料理法を駆使した料理」とか言われたらどうでしょうか?何かしらの興味を持つかもしれませんが、他の料理と何が違うのかよくわからないと思います。そしてそのお店に次も「行きたい」と思うきっかけの一番にもならないと思います。
次も行きたいと思うかどうかの一番の理由は「美味しいかどうか」ですよね。これが全てなのです。美味しくなければどんなに珍しい料理でもリピートはしません。美味しくて初めて付属の情報(地域や料理法)が価値を持つのです。
それと一緒です。一般のお客様はリラクゼーション、もみほぐし、整骨院、カイロとか店の違いはそんなにわからないのです。それよりも、どこに対しても求めているのは
「自分の悩みを解決してほしい」
これに尽きるんです。そして悩みが解決できなかったらそのお店やその人にはリピートしたいと思わないのです。
ですから、リラクセーション店と言えどもお客様は肩こりや腰痛などの改善を求める様になっているのです。
つまり僕たち手技療法の仕事に携わる施術者は全員、お客様の求めている事を的確に把握してその要望に即した手技を使い分ける力が必要だと思います。例えばこのお客様はリラクゼーションで十分な人だと判断したらリラクゼーションの施術を。別のお客様はコリや痛みを取らないと満足してもらえないと思ったらリラクゼーションとコリを取る手技を組み合わせる。こういう施術が必要になるのです。そしてこの施術がこのお客様にとってのリラクゼーションなのです。
この様にリラクゼーションや治療の観点から人を判断する力と技術を身に付けてください。ただ、開業している方ではなくてスタッフとして勤めているなら、その店のスタイルもあると思いますので、その店の雰囲気に合う手技を組み込む必要があると思います。
だから僕はリラクゼーションと治療は別物と思っていません。全ての施術は人の体を変える事だと思っているので「治療」だと思っています。その治療の中にリラクゼーションという手法があるという感じです。
でも「リラクゼーション店は治療禁止だし」とか「そんな事までできないよ」と言う人がいると思います。そんな方達に聞きたいのです。
あなたは「リラクゼーションという施術方法をしたくてこの仕事を始めたんですか?」
そうでしたら問題ないです。
でもほとんどの人が「施術をしてその方が喜ぶ笑顔」が見たくてこの仕事を始めたんじゃないですか?
もちろん法律的な事がありますから公には言えませんが、皆さん「治療家」としてこの仕事に携わらなくてはならないのです。
お客様はもう単に気持ちが良いだけで喜んでもらえる時代ではなくなっているのです。こんなにも施術をする店が増えてきたので、悩みを変えてあげないと喜んでもらえないのです。
それはご自身の生活にもかかってきます。気持ち良くほぐすだけではリピートしてもらえる人も限界があります。売り上げが上がらなければ開業している人はもちろん、勤めている人も賃金が上がりません。この世界は年功序列ではありませんから。
僕の動画やセミナーでは単にリラクゼーションの手技だけではなく、コリや痛みを変えられる手技もお伝えしています。ぜひ皆さん「心は治療家」になってください。そのための場所として当方のセミナーやスクールを活用してみてください
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