年末年始の食べ過ぎ&飲み過ぎ、胃もたれ…のすばり解決方法は！

新年おめでとうございます！治療院SHINの望月郁子（もちづき　いくこ）です。

さて忘年会♪クリスマス♪年越し♪お正月と親しい人との会食の機会が増える時期ですが、

普段は口にしないような、豪華食材や懐かしい故郷の味など、食べ過ぎてもおかしくないですね。

• 楽しい時間の後は養生を！

充実の楽しい時間を過ごした後には、

しっかり養生してメリハリを付けて、過ごしたいものです。

是非、胃の調子や身体の調子を整える絶好のチャンスだと思って養生することをお勧めします。

• 年末年始の食べすぎは、こんな風にして乗り切りましょう！

食べ過ぎの

満腹感、胃もたれ、胃の痛み、などが発生しないように

まずは “食べる時から食べ合わせを意識”

してみて下さい。

本当に翌朝の体感がまるで違うので、

是非とも食養生の知恵を活用して欲しいのです。

• 事前に食べる物がわかっている場合

上手く他の食材との食べを合わせを工夫する事で、身体と胃への負担をかなり軽減出来ます.

【お肉編との食べを合わせ編】

・豚肉には…（しょうが、大根おろし、生玉ねぎ、ネギ、キャベツ、パセリ、ニラ、ニンニク、マスタード、レモン、ゆず胡椒）

・牛肉には…（しょうが、ネギ、山芋、玉ねぎ、ニンニク、トマト、キノコ、海藻、胡椒、クレソン、もやし）

・鶏肉には…（ネギ、しょうが、大根、玉ねぎ、わさび、七味唐辛子、ゆず胡椒、お酢、キャベツ）

・お魚やお刺身…（しょうが、ねぎ、わさび、しそ、大根、海藻、菊花、お酢、みかん）

【その他、胃に負担のかかる食べ物編】

・蟹や海老、イカ、いくら…（お酢、レモン、オリーブ油、ニンニク、しょうが、トマト、ナス、ハーブ、セロリ）

・油物、揚げ物…（大根、レモン、柑橘系、キャベツ、レタス、ケチャップ、胡椒、カレースパイス）

・甘い物、ケーキ、おまんじゅう…

（緑茶、紅茶、コーヒー、杜仲茶、烏龍茶、ジャスミン茶、しょうが、レモン、シナモン）

※甘い物を食べ過ぎた時、お出汁の効いたお味噌汁、はリセットの役目があります。

・パンや小麦麺…（たっぷりの野菜サラダ、野菜スープ、卵料理、ソテーしたソーセージ、果物、スモージー、ねぎ、野菜炒め）

②食べ過ぎてしまった後には

出来ればプチ断食（18時間ほど）を実行したいところですが、それも無理な時期ですから

なるだけ翌日のお食事の1食を、りんご、葛湯、大根番茶、などに置き換えて胃を休めます。

消化作業を休むことで、胃の粘膜や脾臓の機能が回復し身体も心もスッキリとしますよ。

○大根番茶の作り方

食べ過ぎだ時の胃の負担を軽減し、

消化を助け、胃の余分な熱も取るすぐれたお手当茶です。一度試してみて下さい。

①ほうじ茶、番茶、などの発酵茶を茶葉から煮出し

濃いめに出す。

②大根おろしを大さじ2杯、大根の1割ほどの生姜のすり下ろし、醤油少々を加えて

熱々を頂きます。

もちろん普段からの胃の不調にも、使えるので

食べ過ぎ、胸焼け、口渇、唇の渇きなどある方はお試し下さい！

今回は、食べ過ぎをサポートする薬膳の食べ合わせについてお伝えしました。

人は意識せずとも消化器にかなりの負担をかけています。少しの工夫で身体を労る養生法を是非とも実践されてみて下さい。

年始からの活躍のためにも、上手く養生してスタートを切りたいですね！

身体からのアプローチとして、当サロンでは消化力を上げる整体も行っています。

どうぞ、お問いわせ下さい

望月郁子プロフィール

上級 望診法指導士 認定

中医健康アドバイザー取得

整体師

2011年 家族や自身の体調不良を治したく自然療法の勉強を独学で始め、食養生にて自身の体調不良を克服。その後本格的に食養生だけでなく、望診、自然療法、中医学も学び始める。2017年 宮近陽一郎に師事、中医学に加え整体の世界に出会う。内側と外側から身体を改善させる独自の治療法を体系化し現在に至る