外国人は日本に来ると肩がコル
公開日:
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最終更新日:2013/10/27
健康コラム
日本にビジネスで訪れる外国人の多くは日本に来て初めて肩コリになったという方が多いです。実際「肩コリ」なる英語はありません。そして日本に来て肩コリを知る人が多いです。
僕が治療させて頂いている外国人の方で何人かは、初めて来院した時
「なぜか肩が痛くなった。こんな事は初めてだ」とか「頭が痛くなった」などと言っていました。
そこで「これが肩コリだ」と言うと
「Oh~、コレガカタコリネ!!」みたいな驚きを見せていたました(笑)
なぜ日本に来て肩コリになったのでしょうか?
それは日本の気質が気遣いの文化=常に気を張っている、周りの事を気に掛けている人種なのでそれに外国人は感化される所が多いのではないでしょうか。
その方達も話しを聞いていると
「日本人はリラックスしていない」
「日本は人の事を常に気にしている」
「日本で生活をしていると落ち着かない」
みたいな事を言っていました。(英語はほとんど喋れないので、完全な訳ではありませんが…)
もちろん外国人の方、皆さんがそう思っているわけではないと思いますが。
「気遣い」という文化。これは日本人のとても良い所であり、外国ではなかなか真似のできる文化ではないと思います。
しかし一方で日本人はオンとオフの切り替えや発散するというのが苦手なのです。
だからストレスを抱え込み過ぎて肩がコルのです。
けっしてカバンを持つせいだけではありません。
けっしてパソコンをし過ぎるからだけではありません。
けっして猫背だからというわけではありません
それだけなら世界中で肩コリ族が溢れかえっています。「カタコリ」なる英語がメリーさんやナンシーさん、マイケル氏らの間で頻繁に使われているはずです
内面(感情や性格)から来る要因も大きいのです
ストレスは現代社会では避ける事の出来ないモノ。だからこれとどう上手く付き合うかを考えていく事が大事です。
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