ストレッチじゃダメ 頚椎のズレによる癒着を剥がせば肩甲骨の可動域が改善する
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最終更新日:2021/09/11
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肩甲骨の動きを良くするのはストレッチだけではない
今回は実際の施術風景をお届けします。
テーマは「肩甲骨の動きを改善する」です。首を触るだけで肩甲骨の動きが改善します。
肩こりの改善や投げる等の運動パフォーマンスを上げるために肩甲骨の動きを良くしたい場合、よく肩甲骨周囲のストレッチを勧めます。
しかし、実は肩甲骨の可動域の改善には肩甲骨周囲だけの問題ではない事が多々あります。ではどこが問題かというと「頚椎のズレ」も肩甲骨の可動域に関係します。頚椎のズレによって肩甲骨の動きが悪くなるのです。
頚椎がズレる事によって頚椎同士が癒着します。そうすると頚椎だけではなく脊柱全体がスムーズに動かなくなります。それによって脊柱と関連する鎖骨や肋骨の連動性が無くなります。
この関節の連動性が無くなる事によって肩甲骨の動きが悪くなってしまうのです。
関節の連動性の説明動画↓
この頚椎のズレが原因の場合、いくら肩甲骨周囲のストレッチをしても可動域の改善に繋がりません。逆に無理に肩甲骨周囲の筋肉や靭帯にストレッチをかけるので、傷めてしまう可能性もあります。
この動画では頚椎のズレによって頚椎同士の癒着が起こっている所を剥がして元の位置に戻しています。これにより肩甲骨の動きが改善して驚いている様子がうかがえます。
施術者は知識バカになるな!!
この動画でお伝えしたいのは単に頚椎のズレが肩甲骨の動きに関係するという事だけではありません。
施術者はこの様な知識を覚えるだけではなく、何が原因かをきちんと見つけられる診断力、触診力をしっかり身に付けなければならないという事です。
この頚椎による肩甲骨の動きの改善も頚椎にズレの癒着がなければ効果がありません。しかしその診断も出来ない触診力で勝手に頚椎をアプローチしたら逆に首を傷めてしまうかもしれません。その判断が出来る事が一番大事なのです。
しかし今の施術者は判断もせず、覚えた知識をむやみやたらにお客さんに試みます。これは医者が胃がんの患者さんの癌の位置を特定せず手術をしようとしているのと同じです。どこに癌があるのかわからないのに手術などするわけありません。しかし整体師、指圧師は平気でそれをやっています。その意味のなさ、恐ろしさを知ってください。
そしてその考えが日常的にあなたの評価としてリピートや売上に繋がっているのです。
ぜひ触診力や診断力を身に付ける学びをしてください
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