腰痛、座骨神経痛、膝の痛みの改善に悩んでいませんか？

腰痛、座骨神経痛、膝の痛みの改善に悩んでいませんか？

これらの症状はなかなか改善しづらいと思いがちです。しかし、今回のポイントは腰痛、座骨神経痛、膝の痛みの改善ポイントとしてはとても重要な箇所です。

もし改善しなくて悩んでいる方達は必見です。

ポイントは外側広筋と腸脛靭帯もしくは大腿二頭筋との隙間

まず知らなければならないのは、腰痛や膝痛、座骨神経痛の起こる要因です。もちろん痛んでいる局所が拘縮しているとかヘルニア、靭帯の損傷という局所的な原因もありますが、他にも「関節の連動性」が悪いために痛みが発生します。

関節の連動性とはある動作をする時に、二つ三つの関節がフレキシブルに連動しあって動作が行われている状態の事です。

人間はある動作をする時、必ず二つ以上の関節が動きます。一つの関節だけで行動している事はありません。例えば前にある物を掴む時も、単に肩の関節が動いて（肩の屈曲運動）腕が前に出るだけではなく、肘の関節が捻じれる（回内運動）事によって手のひらが下を向くので物を掴めるのです。

この関節の連動性が悪いと筋肉がスムーズに動いてくれません。そうすると力がスムーズに伝わらないので、局所的に筋肉や関節にとても負担がかかるのです。下半身で言えば、歩いたり座ったりする時は足首～膝～股関節～骨盤と腰椎の腰仙関節～脊柱の一つ一つの椎体間関節。これらの関節が連動しあって行動が行われています。これらの関節がスムーズに連動してくれないから膝や腰に局所的にストレスが掛かるために腰痛や膝痛が起こるのです。

ちなみに座骨神経痛という症状ですが、よく腰～お尻～脚にかけて痺れ感やだるさ感、痛みを訴えているとすぐに座骨神経痛と言われます。しかし、実はそのほとんどが本当の座骨神経痛ではないのです。

では何かと言うと座骨神経を絞扼されているのではなく、腰部から下肢にかけての筋肉や筋膜、靭帯の癒着が酷くて、そこから放散痛を発している場合がほとんどなのです。その放散痛が痺れ感やだるさ感、痛みとなっているのです。

だからそれらの癒着を剥がせば改善します。

関節の連動性を妨げる原因の一つは外側広筋と腸脛靭帯の癒着、外側広筋の大腿骨の付着部

腰痛、座骨神経痛（通称で本来は座骨神経痛ではない）、膝痛の原因の一つとしてよくあるパターンは大腿四頭筋の外側広筋と腸脛靭帯の癒着にあります。

腸脛靭帯とは大腿筋膜張筋と大殿筋が膝に向かう途中で靭帯に代わります。その靭帯の事で、とても太くて強い靭帯です。人間が立っている時は自然と体の外側で重心を支えます。その支える役目の靭帯です。だからとても負担がかかるのです。

外側広筋とは腿の前の筋肉、大腿四頭筋の一番外側にある筋肉です。この筋肉は大腿骨の後ろ側で起始しています。体を後ろから見た時に一番外側に見える筋肉なのです。

↓外側広筋の起始部　Visible Bodyより

この二つが癒着すると膝と股関節の動きの連動性が無くなります。それによって腰痛や膝痛、座骨神経痛（の様な症状）が起こるのです。ですからこの二つの隙間をアプローチします。

↓アプローチする場所　Visible Bodyより

もう一つ腰痛、膝痛、座骨神経痛（の様な症状）が起こる原因個所は外側広筋の起始部です。

この箇所は先ほどお伝えしました大腿骨の後ろ側です。この骨に付着している所を直接アプローチします。

その方法は外側広筋と大腿二頭筋の隙間を狙う事です。その隙間を狙えば大腿骨に到達します。ついでに大腿二頭筋の短頭の起始部も狙えます

↓アプローチする場所　Visible Bodyより

もちろん腰痛、膝痛、座骨神経痛（の様な症状）は様々な要因があります。原因がこの箇所ではない場合もあります。しかし、これらのポイントはかなりの確率で原因個所となっているのでかなり改善が期待できると思います。

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