経絡の流れを施術に活かす~「胃腸を強くするために足三里」のレベルから卒業~
本当に技術を身に着けたい人のための少人数、徹底指導の技術スクール コリトリスクール一期生86回
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今日の授業は経絡の図解を元にして経絡を実際の臨床で使う方法を症例を踏まえて学びました。
ほとんどの施術者は経絡やツボを「胃腸が弱いから足三里!」「女性に良いツボは三陰交!」と言う単純な発想でしか使えていません。この様子は鍼灸師でも多く見られます。経絡の持つ本来の意味を知って施術に用いると様々な症状に効果があるのです。
なぜ本来の経絡の使い方が出来ないのか?その原因は二つあります。
1本当の経絡の流れを知らない。単にツボを繋げた線が経絡だと思っている。経絡はツボを繋げただけではなく、それ以外に派生した道筋があって様々な内臓や部位に通じています。また、経絡の一部のツボが他の経絡とも繋がっていて(交会穴「こうえけつ」)、繋がっている他の経絡を施術する事によって効果を出すことも出来るのです。
2それぞれの経絡が担う内臓の働きが理解できていない。EX中国医学では胃は自分では消化をしません。
以上が原因です。だから経絡の本当の活用の仕方が解らないのです。
中国医学は考え方や言葉が難しいと思いがちで初めての人はもちろん、鍼灸師でも遠ざけられがちな学問です。しかし、実際は自然の摂理に沿った学問なので理解しやすく、応用の効く学問なのです。西洋医学と併用する事で施術の幅が広がり施術効果も上がるのです。特に不定愁訴にはうってつけです。
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