事前に原因と施術方針を明確にする必要性 ~問診の重要性~
本当に技術を身に着けたい人のための少人数、徹底指導の技術スクール コリトリスクール二期生22回
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今回の授業は症例実習です。講師の宮近をある症状で見えた患者さんに見立てて、生徒が問診をし、どのような原因が考えられるか、また施術方針はどの様にするかを考えてもらう授業です。
施術をするに当たって大事な事は、事前に何が原因なのかが解ってどの様な施術をすればいいのかが自分の中で描けている事です。これが施術効果の差の7~8割を占めると言っても過言ではありません。
考えてみれば当たり前の事です。大勢の人と旅行するにしても、ビジネスであるプロジェクトを実行するにしても、何でも事前に綿密な計画を立てている方がスムーズに進行しますしトラブルも起こりづらくなります。なぜこんなコリや痛みが出ているのか?どんな施術をすれば良くなるのか?これを事前に考えもせずに行き当たりばったりで施術をしたら全然無駄な施術をする事もあるでしょうし、施術中に「あっ、こんな所にも原因があったのか」と気付いても時間配分が上手くいかず中途半端な施術にもなるでしょう。
これはリラクゼーションだから必要ない、そんな事をする時間はないと思ってはいけません。僕も深夜帯の入れ代わり立ち代わりお客さんが来るリラクゼーションに勤めていたのでそう思う気持ちもわかります。しかしリラクゼーションでも事前に状態把握と施術方針がしっかりしていなければ、どこを一番ほぐせばいいのか解らないので満足度も低くなるでしょう。リラクゼーション=マニュアル通りに施術をする事ではありません。リラクゼーションも立派な治療の一つです。体を良くするためにはどうするかを考えて施術をする必要があります。そしてリラクゼーションでは確かに問診に10分、15分も問診時間を取れないです。しかし問診のやり方、聞き方がしっかり身に付いていれば施術前に「あなたの事をよりしっかりほぐしたいから」と言って1~2分問診しながら触診はする事が出来るはずです。そして最初の挨拶代わりの施術をしながらでも問診は出来ます。実際に僕はリラクゼーション店でも出来ていましたから。
しかし、いざ問診と言われても、問診慣れしていないと何を聞いていいのか解らず聞く事が出来なかったり、質問の方向があっちこっちに行ったりします。やはりこれも施術と一緒で訓練が必要です。
だからここでは沢山練習してもらい、現場で活用できるようになってもらいます。
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