僕たちの仕事は身体を使う仕事ではなく頭を使う仕事 ~首の前のコリと初めて出会う症状へのアプローチ~
「本当に技術を身に着けたい人のための少人数、徹底指導の技術スクール コリトリスクール」一期生第72回
本当に技術を身に着けたい人のための少人数、徹底指導の技術スクール コリトリスクール
生徒随時募集していますので、詳細はこちらをクリックしてください↓
http://www.shin-wellness.com/pages/1949137/page_201805241609
毎月開催のセミナーの、初めての方向けと2回目以降の方向けの日程は下段に掲載
今日の授業は
「首の前がコル人へのアプローチと、初めての症状に出くわした時のアプローチ」です。
意外に多い首の前のコリ。そしてこれはなかなか取れ辛いコリです。ほとんどの原因は多大なストレスです。そしてここにコリがあるとほとんどの人が自律神経失調症になります。かなりタチの悪いコリですので大事なポイントです。
今回は局所のアプローチとなります。局所治療もとても大事です。酷い症状の場合、ほとんどは局所治療も必要になります。
ここでもポイントの基本は一緒です。
力を抜いて骨と筋の裏側をアプローチです。ここでは胸鎖乳突筋の前の縁に沿ってアプローチします。胸鎖乳突筋の裏や頚椎の縁にコリ物質があります。
ただ、この場所は神経叢や甲状腺などがあり危険なのでスクールで熟達した人にしかさせませんが、経験を重ねてきたスクール生は見事にアプローチ出来ていました。素晴らしい。
そして「施術者が初めて出会う症状」に対するアプローチを練習しました。
僕たちの仕事は様々な症状に出くわします。常に今まで経験したことのない症状に出会う事ばかりです。しかし解らないからケアできないでは済まされません。初めての症状に出くわしてもきちんと結果を出せる施術者でないと生き残っていけません。
そのためにはいかに基本を忠実に再現できるかです。毎度毎度初めて出くわした症状のやり方を教えてもらっていてもキリがありませんし、そんなやり方だけを覚えても良い結果にはなりません。
大事な事は「基本を再現できるようにするにはどうしたら良いかと考えられる力」です。これを応用力と言います。この応用力を僕たちは養わなければなりません。これを身に付ければ初めての症状に出くわしても怯む事もありませんし、結果の出せる施術者となれます。
要はどれだけ頭を使って施術が出来るかです。僕たちの仕事は身体を使う仕事ではありません。頭を使う仕事です。
~~~
セミナー開催日
初めての方はこちら↓
4月24日10時~13時
4月28日10時~13時
5月22日10時~13時
5月26日10時~13時
2回目以降の方はこちら↓
【テーマ:腰部・下肢】
4月17日10時~13時
4月21日10時~13時
【テーマ:首・肩・背中】
5月15日10時~13時
5月19日10時~13時
また
今までにはないアプローチを解説した小冊子を無料配布中、
関連記事
-
気持ちが良い押し方のコツは不安定な態勢が大事
ほぐしなどで深くて気持ち良い圧を入れたい時、コツがあります。それは体のバランスが不安定な状態から圧
-
肩甲骨はがしが女性でも体が小さくても簡単にしっかり出来る方法
肩甲骨はがしは力作業ではない 前回、肩甲骨内縁以外に本当に剥がさなければならない場所をお伝え
-
強揉み出来ない人やほぐせない人がやりがちな間違いトップ3
強揉み依頼が来ると困る! コリがパンパンなお客さんは苦手! そんな人達のほとんどはこのト
-
交通事故により動かなくなった腕の治癒 60代女性
症状 4日前に高速道路で4台の車が絡む玉突き事故に巻き込まれ、右後部座席から前面の座席に衝突し
-
なぜ筋肉の隙間や骨の周りか?
施術をする時大事な事は触診です。目の前の人の身体がどのような状態かを知って施術の方法を考えたり、施術
新着記事
-
【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演
実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因個所を解説します。そしてアプロ
-
マッサージでほぐれないコリの正体と新しいほぐし方の理論3つ
この記事ではマッサージの様な筋肉を揉んだり押してもほぐれないコリや痛み、または何十年と付き合ってい
-
【動画有】仰向けで癒着を潰せばガチガチの肩上部(肩井)の肩こりはほぐれます
鉄の様に固まった肩上部の肩こりは筋肉を揉むのではなく仰向けで筋膜や頚椎の癒着を潰せばほぐれます
-
【ギックリ腰治療動画】寝返りや靴を履く事が出来ない腰痛を3Dストレッチで解消
酷い腰痛やギックリ腰の原因の多くは関節の連動性の欠如です。今回はその関節の連動性を戻す治療で痛みが
-
【動画有】後頭下筋群をほぐすには骨と筋膜の癒着を指圧で狙え
頭の付け根のコリをほぐすにはうつ伏せよりも仰向けです。また、反対の目の方向に押す等圧の方向を決めて