*

【筋トレ至上主義嫌いなんです】筋肉を鍛える事より大事な事

公開日: : 健康コラム, 施術者向け

使える筋肉というのは鍛えるだけじゃダメ

前回のコラムでアナウンスした動画の内容に関係する事ですが、筋肉は鍛えるだけじゃダメなんです。と言いますか、鍛える以前に大事な事があります。

僕はむやみやたらに筋トレする事は嫌いなのです。嫌いと言うより、筋トレを何かにつけて健康、体に良い事と吹聴しているのはあまり好きじゃないんです。

と言う僕も学生時代はゴリゴリに筋トレしてました(笑)。沢山筋肉付けたいとひたすらマシンや自宅で筋トレしてたものです。しかし、だからこそ今、そう言えるのです。

何が言いたいかと言いますと、筋肉は「使える筋肉」と「使えない筋肉」があります。その使える筋肉になるためには無駄に鍛えなくていいという事です。

先日の動画内での話しですと、体幹の筋肉は皆さんしっかり持っているんです。しかし、体幹の筋肉を100%動かせていないのです。ですから鍛える以前に筋肉を動かせる体にしましょうという事です。

筋トレだけでは「使えない筋肉」になる

使える筋肉と言うのはどういう意味かと言うと、日常生活で効率よく体を動かして無駄に疲労しない、もしくはバランスよく全身の筋肉や関節に負担を掛けないように体を動かせる筋肉という事です。スポーツについて言うなら、ある運動動作をする時に最大限の力が発揮される動きが出来る筋肉という事です。

これらは筋肉を鍛えただけでは絶対に出来ません。逆に筋肉を鍛えただけではバランスが崩れてどこかの筋肉や関節に負担が来て、痛みやコリとなる可能性もあります。もしくはスポーツでしたら最大限の力が発揮されないので筋肉を鍛えてもスピードが出ない、あの動きが出来ないという事があるのです。

では使える筋肉になるにはどうするかと言うと、「この筋肉を今から使うぞ」と脳からの指令で意識的に動かせるトレーニングをする事が大事なのです。

例えば足の指を自分の意志だけで動かせますか?大半の人が動かせないと思います。と言うのも、赤ちゃんの時はとても動かせますが、年を取る毎に足の指を動かさなくても生活できるため、足の指を動かす脳からの指令が鈍感になるのです。だから筋肉があってもその指令が行き届かないために足の指を動かせなくなるのです。

この様に、脳からの指令が鈍感になると筋肉をいくら鍛えていてもそれを実際に使えないままになるのです。筋トレで鍛えただけではある行動を行う時にその指令は伝わりません。なぜならば日常生活の動きは何十個もの筋肉を一斉に使うので、筋トレの動きの様な単調な動きをしているだけでは一斉に動く時に指令が行き届かないのです。

現代人はこの「意図して筋肉を動かす」事が苦手です。と言うのも、そんなにたくさんの筋肉を動かさなくても生活を送れるからです。だから大きな筋肉に頼って生活をしていて、細かい補助的な役割の筋肉や体の奥深くに存在するインナーマッスルの様な筋肉を使えない体になっているのです。

しかし先ほども言いましたように、そんな体の使い方をしていたら局所的に負担が来てしまい痛みやコリが発生しますし、スポーツや体を使う仕事の方は本来の力が発揮されません。

ですから筋トレもいいですが、それと同時に全身の細かい筋肉や奥深くの筋肉をしっかりと動かせるトレーニングもした方がいいのです。

根深いコリや根深い痛みを改善する力を学びたい方は下記のセミナーやスクールに参加してみてください

当方は根深いコリや根深い痛みの改善を得意としています。そのカギとなるのは「骨をほぐす事」です。

根深いコリや根深い痛みの原因個所は「骨」にあるのです。その骨をアプローチする方法です。

これを学びたい方は下記のセミナーやスクールで学んでみて下さい。

~~~

【ご案内】症状が酷いコリや痛みは骨からほぐす事です。

当方の考えはスクールや小冊子の無料配布、毎月技術セミナーで学べます。ぜひ参考にしてみてください

<コリトリスクール>

「リピートしてもらえない」「あなたにしか体を任せられないと言われる施術者になりたい」コリトリスクールはそんなあなたに徹底的に付き合う生徒ファーストのスクールです。

コリトリスクールの生徒は随時募集していますので、詳細はこちらをクリックしてください↓
https://shin-wellness.com/school/

<セミナー開催日>

根深いコリや痛みの改善にはコリや痛みは骨からほぐす事です。

骨をほぐす方法を実技を交えお伝えする、初めての方向けセミナー

初めての方はこちら↓

2月24日 10時~13時

2月28日 10時~13時

3月24日 10時~13時

3月28日 10時~13時

セミナーのお申し込みはこちら↓

https://shin-wellness.com/seminar/

2回目以降の方はこちら↓
【テーマ:腰部・下肢】

3月17日 10時~13時

3月21日 10時~13時

【テーマ:首・肩・背中】

2月17日 10時~13時

2月21日 10時~13時

※二回目以降のお申し込みを希望の場合はサロンのメールにてご連絡ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeoPuirtgzZg_IoPZliS74pIx7MaVur8lKwoFTQhcX2Bn6a_w/viewform

<米国での解剖実習や鍼灸のツボを基にした頭蓋骨へのアプローチ>

セミナーと5回のマスターコースを行います。

セミナーはベーシック版となっています。まずはどの様なアプローチかを実感してもらうセミナーです。こちらを受講して本格的に学びたいと思った方は合計5回のマスターコースで学んでください。このベーシックに参加された方は本コースの割引があります。

<セミナー開催日>

2月21日 14時~17時

2月24日 13時30分~16時30分

3月28日 14時~17時

3月31日 10時~13時

セミナーのお申し込みはメールにてお問い合わせください

https://shin-wellness.com/skull/seminar/

・マスターコース

マスターコースは5回です。この5回でアプローチする場所やアプローチのコツを学んでもらいます。

<無料小冊子>

今までにはないアプローチを解説した小冊子

小冊子「背骨をほぐせば身体が変わる」を無料配布中、詳細はこちらから

関連記事

「食べたくない」と「食べたいけど食べれない」は原因が違うので施術も違う

本当に技術を身に着けたい人のための少人数、徹底指導の技術スクール コリトリスクール二期生31回

記事を読む

指圧の押し方 横向きの押し方~力を使わずに深くて気持ちが良い圧で押す方法~

まず初めにお知らせです。今までセミナーの案内やブログ更新のお知らせをメルマガでお知らせしていました

記事を読む

メンテナンス期の留意点

子供の頃からの奥深いコリと不眠などの自律神経失調症~奥のコリは骨から剥がす~ 30代女性

症状 子供の頃から肩甲骨周辺から背中、首にかけてのコリ。奥の方が凝っている。 また不眠や

記事を読む

イメージ

ビジョンとしてイメージ出来ることが施術効果を高める

施術を行う時はその手技の「やり方」よりも、頭にイメージを浮かべながら行う事が大事です。 どうい

記事を読む

脊柱管狭窄症

主訴を解消する事だけが信頼や評判、紹介を生まない

今日のスクールは症例実習とそれに則したアプローチ法。今回は 出産後の鼠径部の痛み~~歩いたり足

記事を読む

新着記事

【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演

実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因個所を解説します。そしてアプロ

記事を読む

アライメントを調整する方へ

マッサージでほぐれないコリの正体と新しいほぐし方の理論3つ

この記事ではマッサージの様な筋肉を揉んだり押してもほぐれないコリや痛み、または何十年と付き合ってい

記事を読む

【動画有】仰向けで癒着を潰せばガチガチの肩上部(肩井)の肩こりはほぐれます

鉄の様に固まった肩上部の肩こりは筋肉を揉むのではなく仰向けで筋膜や頚椎の癒着を潰せばほぐれます

記事を読む

【ギックリ腰治療動画】寝返りや靴を履く事が出来ない腰痛を3Dストレッチで解消

酷い腰痛やギックリ腰の原因の多くは関節の連動性の欠如です。今回はその関節の連動性を戻す治療で痛みが

記事を読む

【動画有】後頭下筋群をほぐすには骨と筋膜の癒着を指圧で狙え

頭の付け根のコリをほぐすにはうつ伏せよりも仰向けです。また、反対の目の方向に押す等圧の方向を決めて

記事を読む

【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演

実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因

アライメントを調整する方へ
マッサージでほぐれないコリの正体と新しいほぐし方の理論3つ

この記事ではマッサージの様な筋肉を揉んだり押してもほぐれないコリや痛

【動画有】仰向けで癒着を潰せばガチガチの肩上部(肩井)の肩こりはほぐれます

鉄の様に固まった肩上部の肩こりは筋肉を揉むのではなく仰向けで筋膜や頚

【ギックリ腰治療動画】寝返りや靴を履く事が出来ない腰痛を3Dストレッチで解消

酷い腰痛やギックリ腰の原因の多くは関節の連動性の欠如です。今回はその

【動画有】後頭下筋群をほぐすには骨と筋膜の癒着を指圧で狙え

頭の付け根のコリをほぐすにはうつ伏せよりも仰向けです。また、反対の目

→もっと見る

    PAGE TOP ↑