テクニックより大事な事 ~セミナー受講生からの感想~
先日、当方のセミナーを受講している方から僕の施術を受けた感想を頂きました。
僕は常々、施術で一番大事な事はテクニックをたくさん知っている事ではない、豊富な知識がある事ではないとお伝えしています。
どれだけ相手の心身の状態を理解しているかが一番大事なのです。それは
・筋肉の裏側や骨の周囲までのコリの状態を把握できる触診力
・施術者自身が相手が訴えている症状になりきれるくらいのイメージする力
これらの力が一番大事なのです。これらの力があって初めてテクニックや知識が活きるのです。この方もこの事を改めて実感できて、それが早速実践にも活きたようです。
しかし、今は多くのセミナーや現場教育の場ではテクニックや決まった形を教えるばかりだったり、理論理屈に沿っただけの教えだったりして、教えてもらった人は何となくテクニックや知識に人の身体を当てはめているだけなのです。それでは施術効果は出ません。
この方も踏まえて多くの受講生が「どのように施術をしていいのかわからない。だから教えてもらった施術方法を単にやるだけ」という悩みを訴えています。
これは正に先ほどの二点が欠如しているからです。これらの力を養えば、お客さんや患者さんから「他の施術者よりも痛みやコリが取れる。この人にしかお願いしたくない」と思われる施術者になれるのです。
セミナーの詳細はこちら。
↓
セミナー開催日
初めての方はこちら↓ 2回目以降の方はこちら↓
9月23日10時~13時 9月16日13時~16時
9月26日10時~13時 9月19日10時~13時
10月24日10時~13時 10月17日10時~13時
10月28日10時~13時 10月21日10時~13時
https://www.towatech.net/seminar/search_result/show/9130
各月の申し込みは当方へのメールでも受け付けています
生涯お客に信頼され、収入や集客に苦しむことなく選ばれ続ける施術者育成スクール
http://www.shin-wellness.com/pages/1949137/page_201805241609
また
関連記事
-
筋肉の隙間を狙う方法
身体の症状には深さのレベルがあり、それを表裏と言い表します。詳しくはこちら 「取れない肩こりに
-
肩や肩甲骨周りのコリ感や頭痛を上肢から取る
前回の治療症例で腕の骨の連動性の悪さから、手首や肘の関節の動きが悪くなり、首や肩甲骨周辺にコリや痛み
-
才能がないから解ったこと
僕が今、こうやって独り立ちして沢山の方から仕事をさせてもらえるようになった一つの要因として「この仕事
-
主訴を解消する事だけが信頼や評判、紹介を生まない
今日のスクールは症例実習とそれに則したアプローチ法。今回は 出産後の鼠径部の痛み~~歩いたり足
-
【首のコリ】根深いコリを解せる指圧 鋭くないのにピンポイントで解せる指尖の施術方法 shiatsu
指圧で指尖を使った首のアプローチ方法 以前指圧の指尖の有効性のお話をしました。今回は実際に視
新着記事
-
【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演
実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因個所を解説します。そしてアプロ
-
マッサージでほぐれないコリの正体と新しいほぐし方の理論3つ
この記事ではマッサージの様な筋肉を揉んだり押してもほぐれないコリや痛み、または何十年と付き合ってい
-
【動画有】仰向けで癒着を潰せばガチガチの肩上部(肩井)の肩こりはほぐれます
鉄の様に固まった肩上部の肩こりは筋肉を揉むのではなく仰向けで筋膜や頚椎の癒着を潰せばほぐれます
-
【ギックリ腰治療動画】寝返りや靴を履く事が出来ない腰痛を3Dストレッチで解消
酷い腰痛やギックリ腰の原因の多くは関節の連動性の欠如です。今回はその関節の連動性を戻す治療で痛みが
-
【動画有】後頭下筋群をほぐすには骨と筋膜の癒着を指圧で狙え
頭の付け根のコリをほぐすにはうつ伏せよりも仰向けです。また、反対の目の方向に押す等圧の方向を決めて
PREV :
背中の真ん中が凝って気持ちが悪い 40代女性~骨がコルので骨をほぐす~
NEXT :
本日のスクールの授業は症例実習