坐骨神経痛で座れない 80代男性
症状
一年くらい前から右坐骨から下肢外側にかけてのシビレ感が出る
ここ3カ月くらい前より、食事中や仕事で座っているとお尻の付け根(坐骨結節)の痛みが強くて座り続けることが出来なくなる。立っている時はシビレのみ。
また午前中は比較的症状は軽いが夕方になってくると酷くなる。
膝や腰の痛みの既往はない
経過
週一回の治療で3度目の治療後から痛みが半分以下になる。気付いたら夕食時、立たなかったという日が増えてきた。
4度目の治療後から症状の軽減が顕著になりる。痛みをほぼ感じなくなり、仕事中や夕食時に痛くて立つという事が全くなくなった。シビレ感はまだ少しあるが出たり出なかったりする。
今後は月一度のメンテナンスで症状を再発させないようにする。
治療ポイント
骨や腱の周囲にコリ物質が存在している事が原因です。この方の場合は座骨結節、仙腸関節、大腿二頭筋健、L4、L5腰椎という骨の周囲にコリ物質がありました。
一般的に座骨神経痛と言われる症状のほとんどは、この骨や腱の周りが原因です。ですからアプローチする場所は骨や腱の周りです。それを除去すれば改善します。
そしてこの症例でもう一つ大事なことは、症状が酷い人や長患いの人は原因が奥深くに隠れていて、ミルフィーユの様に何層も重なっているという事です。施術で上層のコリ物質を除去すると、下から新たに古くから存在しているコリ物質が出てくるのです。その奥から現れた原因を除去できるかどうかが大事なのです。つまり、身体の変化を施術中から逐一追いかける力と、変化した身体を臨機応変に対応できる力がないと、症状が酷い人の身体の症状はなかなか改善しないのです。
この方の場合も最初は坐骨結節と大腿二頭筋健の周囲にしかコリ物質が見られませんでした。しかし、施術を行うと行っているそばから仙腸関節やL4辺りにコリ物質が現れるのです。なので、施術中に新たな原因をアプローチしていくことになりました。
このように身体が変化しているのを逐一感じ取り、それを追いかけていく事により、症状を早く、そして根本的に改善する事が出来るのです。
セミナーの詳細はこちら。
↓
セミナー開催日
5月27日日曜10時~13時
6月24日日曜10時~13時
7月22日日曜10時~13時
https://www.towatech.net/seminar/search_result/show/8848
5月20日日曜10時~15時
6月17日日曜10時~15時
https://www.towatech.net/seminar/search_result/show/8991
各月の申し込みは当方へのメールでも受け付けています
また
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