肩こりと肩甲骨 「肩甲骨を動かせ」だけではダメ
肩こり改善で単に「肩甲骨を動かせ」ではダメ
少人数で徹底的に指導するコリトリスクールの授業より
肩こりと肩甲骨の関係を授業で取り扱いました。よく肩こり改善で肩甲骨を動かせと言われます。そして肩甲骨から動かす運動もよく見られます。
しかし、施術者はなんとなく肩甲骨を動かせばいいのだと思っていてはダメです。肩甲骨と肩こりの関係性を正確に把握して指導しなければなりません。
肩こりと肩甲骨の位置
そこで肩甲骨の動きについてですが、肩甲骨は
肩甲骨の動きは6種類あります。下記のサイトのイラストをご覧ください
↓ふくおか整骨院さんのブログより
この様に肩甲骨は動きます。では肩こりの人の多い肩甲骨の位置はどれでしょうか?ずばり外転位です。肩甲骨が外に開いているのです。Visible Bodyより
なぜかと言うと、猫背など肩が前に入る姿勢は肩こりになり易いです。その猫背になるためには肩甲骨が外転位になるのです。肩甲骨が外側に開くので肩が前に入り胸が閉じるのです。
ですからこの外転している肩甲骨を改善してあげる事が大事になります。
外転位を改善するためにはどうするか?簡単な話、反対に移動させればいいのです。つまり内転させればいいのです。Visible Bodyより
ですから施術者は肩甲骨を内転させるような方法を行わなければなりません。また、本人にも内転させる意識を持たせることです。
逆に肩甲骨を外側に開くような事をしてはいけないのです。運動の中で様々な動きをさせる中で外転させることは大事ですが、外転をさせ過ぎてはいけないのです。ますます背中が丸まります。
肩甲骨剥がしと言う名でよく肩甲骨を動かしている人がいますが、動かし方を考えて行ってください。
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