腕立てやダンベルの筋トレは止めましょう
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施術者向け
このコラムで逐一お伝えしていますが、アプローチの際は腕の力を使いません。お腹から伝わる力を腕に伝えるだけです。腕の力でアプローチすると、相手の筋肉が抵抗するので結果深い所に届かず揉み返しが起こるだけなのです。
これは一般的なもみほぐしにも言えます。腕の力を使わないもみほぐしは奥からほぐれます。逆に力が入ると痛いだけでほぐれません。
そこで僕が注意している事ですが
アウターマッスルの筋トレはしない事です。特に腕や上半身の筋トレです。
アウターマッスルとは文字通り外側の筋肉です。腕立て伏せやダンベルを持っての筋トレ等で鍛えられます。いわゆるフィットネスジム等でよくある筋トレ。
力を抜く作業に悪影響を及ぼすのはこのアウターマッスルなのです。腕や胸のアウターマッスルが強くなればなるほど腕の力を使ってしまいます。ですからこの仕事にアウターマッスルは必要ないのです。
僕も学生時代は筋肉付けたいと思ってアウターマッスルの筋トレをよくしていました。しかし今は全くしません。
その代り、インナーマッスルのトレーニングはよくやります。最近では体幹トレーニングと言われているものです。お腹を使って腕を動かすにはこのインナーマッスルが使えていることが大事なのです。別に強くする必要はありません。「インナーマッスルを使って身体を動かせる身体」になることが大事なのです。
今の時代、インナーマッスルを使わずに生活できるのでほとんどの人が手先、足先だけで身体を動かしています。インナーマッスルを使う身体になっていないのです。それはこの仕事にとってマイナスですので体幹から動く体にする事は大事です。
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