身体の状態の良さ=捻じりの動きの良さ
身体の状態を検査する時、多くの施術者が直線の動きばかりを診て判断しています。例えば肩の動きを診る時に、肩関節から手首までを真っすぐにして挙げてもらう様な動きです。
しかし、そういう動きだけでは本当の身体の状態は解りません。なぜならば、身体の動きには全て「捻じり」があるからです。その捻じれの具合がどうなのかが大事なのです。
コリや痛みを訴えている局所以外の原因追及をするにあたり、どの骨や関節、筋肉や筋膜がストレスになってそのコリが起こっているのかを知るにはスムーズに捻じれていない所を探ることが大事なのです。スムーズに捻じれないからそこに関連した筋肉や骨、関節にコリや痛みが起こっているのです。
先ほどもお伝えしましたが、人間の行動は全てが捻じれの動きです。真っすぐに歩くにしても、パソコンの入力作業でも、投げる蹴るも全て身体が捻じれながら動いているのです。だから日常生活でコリや痛みを訴えているのですからその捻じれを見逃してはいけません。骨盤、肩関節、肘関節、手首、股関節、足首等様々な部位の捻じれ方を診て、スムーズに捻じれない所を見つければそのコリや痛みを改善出来る手がかりとなります。
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