同じ症例でもアプローチは違う~触診力を養え~
前回、二つの足底腱膜炎の症例を掲載しました。この二つを連続で掲載したのは理由があります。
「施術するポイントの最終判断は目の前の身体しかない」という事です。
そのためには理論や法則ではなく触診力が重要だという事です。
ここでも症例報告で理論や施術のポイントをお伝えしています。しかし、それを覚えただけではダメなのです。
理論を基に、目の前の身体ではどこに施術ポイントがあるのか?を触診を使って見極める事が大事なのです。
多くの施術者はセミナーやこのサイトの様な施術者の症例を聞いて、それをそのまま目の前の身体に当てはめています。今回の症例で言えば、一人目は腓骨の周囲で二人目は頚骨の内側と言った事です。しかしそれらをそのまま使った場合、一人目と二人目の原因箇所が逆だったら効果はないのです。
ですから僕たちは様々な理論や症例を覚えたら、この人の体にはどれが当てはまるのだろうかと言う判断できる力(触診力)を養ってください。
僕のセミナーやスクールではその触診力を最重要視しています。この力がなければたくさんの知識も無駄だからです。そして触診力が付けばそれだけで技術力は上達します。なぜならばその人に一番適した施術が施せるからです。
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