【目の疲れ・頭がボーっとする】30代男性
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症例・お客様の声
症状・経過
仕事でパソコンを使用することが多く、特に最近仕事が立て込んでいて目が痛いくらい疲労してしまった。
目を開けておくことが辛くなる
目が辛いので目頭を押さえたくなる
治療後、目がスッキリして視界がパッと明るくなったようです。
治療
全身に気血を巡らす治療をした後、目の周囲と頭に鍼をしました。
目の疲れは
今の生活環境は非常に目が疲労する社会です。携帯、PC、テレビ・・・一昔前は「テレビゲームは一日一時間!」とどこの家庭の親もよく言っていたものですが、今はテレビゲームに勝る目に悪い事を親も一日中やっています。(苦笑)
そのため目の疲労から来る肩コリ、頭痛、精神的疲労が多くなっています。
目が疲れると視力が一時的に低下するので、眼球が焦点を合わせるためにより目の筋肉を酷使します。そうすると全身の気血の巡りが悪くなるので肩コリがひどくなります。
また目に気血が取られるため頭への気血の巡りが悪くなり、頭痛が起こったり頭がボーっとしたりします。
そして自律神経も乱れてしまうので頭が休まらず常に疲労感を抱えた状態になってしまうのです。
普段から目を休めることはもちろん、目を温めてあげたり目の淵をマッサージしてあげたりしてできる限り目にコリ物質(「コリ物質ってナンだ?」https://shin-wellness.com/blog/column/03/を参照)を溜めないようにしてもらいたいです。
しかし目を酷使する人はそれだけでは取りきれない事が多々あります。
その原因は二つあります
1 全身の気血のめぐりが悪いため目の周りのコリ物質が流れていかない
2 目の周りの奥にコリ物質が滞っているため
です。そのため、目の周りをマッサージしただけでは取りきれなくなるのです。
このような状態の時は鍼がとても有効です。
もし目の疲労を感じている人がいたら一度鍼治療もお勧めします
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