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【実演動画有】2回の治療で治癒した五十肩(肩関節周囲炎)の解説と治療法の実演

実際に来院して治癒した半年動かせなかった五十肩(肩関節周囲炎)の原因個所を解説します。そしてアプローチ場所を動画で公開します。

この記事では当院に実際に来院した症例を元に原因の解説と実際のアプローチ場所をお伝えします。そして今回は動画でもアプローチ方法をお伝えしています。

今回の症例は肩関節周囲炎です。いわゆる「四十肩」「五十肩」と言われている痛みです。この痛みはなった人はお分かりだと思いますが、かなり辛いです。痛みで正常に動かせないので生活に支障が出ますし、痛みが酷い方は夜も眠れません。そして治療も難しく誰が治療しても上手くいくとは限りません。

こういう痛み等の治療法を解説している書籍や動画は数多くありますが、一般論を元にしてテクニックを語っている動画が多いです。そのため実際に施術しても上手くいかなかったという事が多いです。なぜならば実際に目の前の患者さんの原因個所は一般論で言われている原因だけではない可能性が高いからです。その人なりの原因もあり得るのです。それをいかに見抜けるかが大事です。

その点、この記事では僕が実際に治療して治癒した患者さんの症状を元にお伝えします。だから解剖などの理論を元にしただけの一般論ではありません。

治療家の方もぜひ参考にしてみてください。記事の最後に動画で実際のアプローチ方法も実演しています。

本題に入る前に僕の簡単なプロフィールです。

宮近のプロフィール
26歳の時に脱サラして鍼灸指圧師となり、現在(2022年)18年目となります。 その間、整骨院やリラクゼーション店など様々な店舗で働いてきて、9年前に渋谷区広尾に施術代60分15,000円の治療院SHINを開業しました。

 

院内での治療に平行してミュージシャンのコンディショニングのケアとして、コンサートの全国ツアーにトレーナーとして帯同等も経験しています。

 

また開業以来9年間、患者さんの集客のための広告費はかけた事がありません。0円です。患者様のご紹介だけで成り立っています。現在、患者様への施術と同時に施術者育成のための独自のセミナーやスクールを開催。モットーは「少人数で細かな所まで徹底的に指導して本当の技術を身に付けてもらう

肩関節周囲炎は肩甲骨だけが原因じゃない

肩関節周囲炎の治療法や原因箇所と調べると「肩甲骨」に関する事が沢山出てきます。しかし肩関節周囲炎は肩甲骨だけが原因ではないのです。

実際に今回の患者様の原因個所も肩甲骨ではありませんでした。

この方の原因は上腕二頭筋と上腕筋、腕橈骨筋の起始部分の上腕骨への癒着でした。それが慢性化してしまい、三角筋の前側の内部の関節包とロテーターカフが癒着を起こしてしまいますます痛みが強くなっていたのです

一般的には肩関節周囲炎の五十肩は肩甲骨の動きが悪くなっているからと言われています。だから肩甲骨に関係する筋肉へのアプローチを解説している人は多いです。

しかし多くの肩関節周囲炎は肩甲骨以外にも原因がある事が多いです。実際に腕の治療だけで完治しました。しかも一回の治療でほぼ痛みがなく動かせるようになり、2回目の治療で完治しました。

ではなぜ腕の酷使が肩関節周囲炎になったかと言うと、

              関節の連動性が悪くなってしまったからです

今回負担が掛かっていた上腕二頭筋や上腕筋、腕橈骨筋は肘を曲げる動きをします。これらの筋肉に負担が掛かかって筋肉が硬縮すると肘の動きの悪さに繋がります。そうすると、腕を使う動作の時に肘が上手く使えなくなるので、その代償として肩に負担を掛けながら腕を使う事になるのです。

そしてこの負担が慢性化すると、関節包と肩のインナーマッスルであるロテーターカフの癒着が起こり、肩関節の可動が出来なくなるのです


肩関節を包む関節包とロテーターカフの筋肉は一体化しています。ここが血行が悪くなるなど肉体的負荷が掛かると癒着状態になり、肩関節の動きが悪くなるのです。

しかも今回の様な痛みが出ている場合筋肉の筋腹肉ではなく、筋肉が骨に付着している部分が癒着状態になり、筋肉の収縮を妨げてしまいます。だからポイントは上腕二頭筋と上腕筋、腕橈骨筋の起始部になるのです。

この様に肩甲骨周囲の原因ではなく上司に肩関節周囲炎になる原因がある事もあります。

今回はその上腕骨へのアプローチと関節包の癒着のアプローチをお伝えします。

治療の結果が出ない施術者の陥りがちな事

ただ誤解しないでほしいのは、全ての人が上腕二頭筋等が原因ではないという事です。五十肩=腕と考えてもいけないという事です。大事なのはなぜ肩関節周囲炎が起こったかという原因を明確にする事です

この辺りを勘違いしている方が多いです。

例えば頭痛に効く方法とか腰痛に効く方法と言ったような事です。しかし、その頭痛にしても腰痛にしてもその痛みの成り立ちは沢山あります。その成り立ちに応じてテクニックも変わってくるのです。だから大事な事はその成り立ちを知る事なのです。

今回の患者さんが肩関節周囲炎になった原因は腕の使い過ぎでした。この方は建築関係の方で、建物の基礎を作る仕事でした。具体的な仕事内容は杭の様な物を地面や壁に何本も打ち込むのです。この作業は上腕二頭筋や上腕筋、腕橈骨筋にかなりの負担が掛かります。

この腕にかかる負担が肩関節周囲炎になったのです。

なので、上腕二頭筋や腕橈骨筋に負担のかかる事による肩関節周囲炎の処置として今回のアプローチは有効です。

それでは実際のアプローチをご覧ください

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【学べる事】

  • 物理学を使った本当に正しい体の使い方 
    施術の基本は腕や手の力を使いません。「体重圧」を利用した体全体を使って施術をします。そのためには足腰も脱力した状態で行います。この基本が出来ると簡単に深くまでほぐせます。  これは自然界に存在する物理学の「力の法則」と「てこの原理」を利用して行う事を意味します。つまり施術とは物理学という自然界の力の法則に従った方法で行う事が最も正しく効果が発揮されるのです。

    しかし今の指導者はこの物理学の法則に反した事ばかりを指導しています。いくつか例を出すならば、体重圧は足で立って押してはいけないのです。また肘を曲げて押したり逆に脇を締めて腕を真っすぐにして押してはいけないのです。しかし足でしっかり立って押しなさいとか体重を乗せる時に肘を曲げながら押しなさいと教えている指導者に心当たりがあるのではないでしょうか?他にも沢山物理学に反した事を今の指導者は教えています。

    ここでは物理学に基づいた本当に正しい体の使い方を教えます。これによりどんなに根深いコリや痛みでもほぐせます。そして施術者自身の体への負担も少ないので体を壊さずに施術が出来ます

  • 根深いコリや痛みを改善するテクニック
    当院は根深くどこに行っても改善しなかったコリや痛み、何十年と抱えたコリや痛みの改善を得意としてます。
    そのコツはアプローチする場所にあります。宮近がアプローチするのは
    ・筋肉や筋膜が骨に付着する所
    ・深層筋膜の癒着
    ・スムーズに動かない関節

    これらの場所になります。この宮近独特のアプローチ方法を教えます。

  • 細部まで理解できる繊細な触診力  
    施術効果の差で決定的な力は<触診力の差>です。原因個所を見つけるのは理論だけではありません。細部まで感じ取れる繊細な触診力です。しかしこの触診力を鍛えるスクールはありません。なぜならば講師業の人で教えられる人がいないからです。このスクールでは他では教えてくれない繊細な触診力を教えます。

  • 考える力
    コリや痛みを改善するためには一人一人に適した施術を施せる事が大事です。そのためには今から施術する人の体を知ってそこから施術方針を決める事が大事です。決して覚えたテクニックや理論を考えもなく施してはダメです。 そのためには「考える力」が必要です。 スクールではいつも生徒に考えさせます。そうする事で理論やテクニックを本当の意味で使いこなせる施術者になれます。

授業数は72カリキュラムで4名の少数精鋭なので徹底的に手取り足取り指導していきます。

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根深いコリや痛み、長年抱えたコリや痛みを改善できるセミナー

【学べる事

  • 物理学を使った正しい体の使い方の基本
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スクールで教えているこの3つを教えます。

初めての方はこちら↓

1月22(日) 10時~13時

1月25日(水) 10時~13時

2月1日(水) 10時~13時

2月26日(日) 10時~13時

3月22日(水) 10時~13時

3月26日(日) 10時~13時

2回目以降の方はこちら↓


【テーマ:腰部・下肢】

1月11日(水) 10時~13時

1月15日(日) 10時~13時

1月18日(水) 10時~13時 満席

3月15日(水) 10時~13時

3月19日(日) 10時~13時

【テーマ:首・肩・背中】

2月15日(水) 10時~13時

2月19日(日) 10時~13時


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<セミナー開催日>

1月19日(木) 10時~13時

1月29日(日) 10時~13時

2月1日(水) 10時~13時

2月5日(日) 10時~13時

3月5日(日) 10時~13時

3月29日(水) 10時~13時

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