だからほぐれない　あなたの知らない正しい指圧の方法　背中ほぐし（肩甲骨内縁）編

公開日： 2021/08/06 : 最終更新日：2021/08/11 スクール　セミナー, 施術者向け指圧整体背中のコリ肩甲骨のコリ整体セミナー整体スクール

多くの施術者が正しいと勘違いしている指圧方法を指摘＆改善します

多くの施術者が体の使い方を間違っているために全く指圧効果が出ていない事例を紹介します。

今回は背中（肩甲骨内縁）の指圧方法です。背中（肩甲骨内縁）のコリを押したり揉んだりする時、ベッドの横に立っていませんか？実はベッドの横に立って押したり揉んだりしてもほぐれません。正しい指圧の方法を教えます。

続きは動画をクリックしてご覧ください↓

動画のダイジェスト

今回は背中（肩甲骨内縁）を指圧する時に多くの施術者が間違っている方法を解説します。

背中（肩甲骨内縁）を指圧する時にベッドの横に立って押していないでしょうか？

その押し方申し訳ありませんが

「全くほぐれません」

なぜかというと、背中（肩甲骨内縁）をベッドの横に立って押すと

体重を使って押せないからです。つまり手押しになるからです。

前から常々言ってますが、深くてほぐれる指圧は体重の重みだけで押す方法です。

その時は腕～手、腰～脚の力は抜けていないといけません。

参考動画↓

【コリがほぐれる】気持ちが良い指圧のコツは不安定な態勢が大事

しかしベッドの横に立って背中（肩甲骨内縁）部分を押す場合どうなるでしょうか？

肩甲骨内縁辺りの背中はなだらかに頭側に下っています。そこにベッドの横から垂直に圧を入れようとすると頭側から「腕の力を使って」圧を入れないと絶対に垂直に圧が入らないのです。

ですから典型的な腕押しの施術になってしまいます。そんな方法では深くて気持ちが良い指圧にはなりません。だからほぐれないのです。

しかし多くの施術者がベッドの横に立って押しています。

では正しい指圧の方法はどうすればいいのか？

では正しい指圧の方法ですが、

頭側に立つのです。

頭側に立つことによって倒れるだけの体の重みを使った圧で垂直に肩甲骨内縁を押す事が出来るのです。

ほんの些細な違いですが、立ち位置を変えるだけで驚くほど受けている人への効果の違いはあります。

このちょっとした違いを気付く事が出来て面倒くさがらずに実行できるかが技術力の差になるのです。

技術力と言うのはこういう細かいそして基本的な所の積み重ねです。そして考える力の差が技術力の差を産むのです。

この基本力と考える力を徹底的に養う事を心がけてください

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