10年来の鎮痛剤を飲んでも収まらない首の痛みと頭痛、腕のしびれ
公開日:
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最終更新日:2020/06/25
施術者向け, 症例・お客様の声 #頭痛 #頭痛治療 #首動かない #腕のしびれ施術 #鎮痛剤効かない
50代 男性
症状
約10年前から普段から右側の首から肩甲骨の内側にかけてのコリ感がある。また疲れが溜まったり梅雨時期や天候が悪かったりすると、激しい頭痛と首が動かせないくらい痛かったり右腕の方へ痺れが出たりする。
その痛みは鎮痛剤を飲んでも治まらない
病院での診断
MRI検査により頚椎に異常あり
診断
病院でのMRI検査で頸椎(首の骨)に異常があると診断されています。
首の骨の異常により、常に首周囲の筋肉や筋膜、靭帯にストレスが掛かっています。そのために日常的に肩コリがあり、
そして疲れが溜まったり、気圧の変化などでますます血流やリンパの循環が悪くなると、筋肉や靭帯の拘縮が酷くなり頭痛が出たり激しい痛みが出たりするのです。
そしてそれらの拘縮は頚椎の骨から出ている神経を圧迫して腕に痺れを発症させたり、頭への血行を悪くして激しい頭痛となるのです。
骨に異常があったり怪我をした古傷があったりするとその周囲の循環は悪くなり易いです。
それは薬も効かない場合が多いですし、病院では処置が難しい状態です。ですからこの様な状態は鍼灸含めて手技療法の分野です。
首や腰のヘルニアなども同じ考えで治療を行えば症状は抑えられる事が出来ます。
施術方針
筋肉や靭帯の首の骨(頚椎)に付着する部分にアプローチします。
この様に長年の痛みだったり、激しい痛みは骨の周囲に原因があります。特に筋肉や筋膜、靭帯の骨に付着する部分です。この付着する部分が拘縮しているために根深く、激しい痛みが起こるのです。特にこの方は首の骨に異常がありますので尚更です。
経過
頚椎の4番から7番にかけての棘突起周囲や胸鎖乳突筋の前枝と後肢の間から頚椎の横突起を狙ってアプローチしました。
治癒した後は月に1、2回メンテナンスを行っております。
今では毎年梅雨時期や季節の変わり目に出ていた痺れや首が動かなくなるほどの痛み、頭痛は出なくなりました
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